今日の製造現場
- 2017/08/11
仕込む
昨日からワインの仕込みが始まりました。
ワイン造りの本番、最も忙しい季節に突入です。最初のブドウ品種はデラウエア。
穂坂地区へブドウの集荷へ向かいます。穂坂は甲府の北東、やや標高が高くて果樹栽培の盛んな地域です。
農協の倉庫に、このように鎮座しておりました。
これをトラックに積み込んで・・・
一足先にワイナリーに戻って、トラックを待ち構えます。
トラックがやってくると、荷台から直接投入機へ。
投入機はエスカレーターのような機械です。
ブドウが入ったコンテナを運び上げ、除梗破砕機に投入した後、空のコンテナが滑り降りてくるという仕組み。ブドウの軸のことを梗(コウ)といいます。
除梗破砕機は、ブドウの房から梗を外し、さらにブドウの皮が裂ける程度に潰す機械です。この潰されてグチャグチャになったブドウのことをマストと呼びます。
マストはポンプでプレスマシンに送られ、そこで優しくプレスして皮と果汁に分離されます。ワイン造りというと、ワイングラスを傾けながら「今年の出来はスバラシイですなー」などとのたまっておるようなイメージがおありかもしれません。
しかし、現実は・・・。
ひたすらに洗浄とお掃除、洗浄とお掃除の繰り返し。
水しぶきでビチャビチャです。いやー、どんな仕事も現実はキビシイってことで。
ではでは
まさ
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