ワインツーリズム2010 in 甲府

いよいよワインツーリズム当日を迎えました。秋の心地よい晴天の下、お客様をお迎えする準備です。
バス停を準備し、受付のテントを張って、おつまみや有料＆無料の試飲の準備。

甲府は、勝沼と違いワイナリーの数が少ないので、じゃあ、隣のワイナリーへ歩いていこう、というわけにも行かないのでお客様には色々と楽しんでいただこうと、色々な準備が大変です。
有料試飲もシャトー酒折のマスカットベリーAの歴史とも言える、2000年からのｳﾞｨﾝﾃｰｼﾞをいくつか出品。

（写真右から、2000年、2001年、2003年、2006年）
さらには、シャトー酒折の自社畑のシャルドネの垂直テイスティングも準備しました。

（右からエステートカベルネ＆メルロー2005、シャルドネ2005、シャルドネ2007、シャルドネ2008）

ちなみに2007年以降は、自社畑の監修も池川仁氏にお願いしましたので、池川さんの手による前と後の飲み比べをしてもらいました。

いざ準備はできましたが、何せ甲府でのワインツーリズムは初めてのこと。お客様にお出でいただけるのかと不安に思っていると、最初のバスが到着。いきなりの混雑にスタッフ一同、大慌てです。
最終的には、この日のご来場者数は700名を超え、一日中賑わっていました。

栽培家グループ『チーム キスヴィン』からは、美味しい葡萄の差し入れがあり、他府県で食べるのとは異なったシャキシャキした食感に舌鼓を打っておられました。

また大月市の『おつけ団子』も好評で、あちこちで和やかに時間を過ごしていただけたと思います。

この日は、製造スタッフによるワイナリーツアーを6コース、栽培家によるヴィンヤードツアーを4コース、また新たにチームキスヴィンに加わった奥田大輔氏のセミナーを4コースと盛りだくさんのツアーを準備しましたが、各コースとも盛況でした。

荻原康弘氏のコースでは、［ジュエルズ･オブ・キスヴィン2011］に使用した葡萄を持参しての熱演でした。

時間は過ぎて真っ暗になっても、まだ楽しんでいただけた様子です。

最後は、いよいよチーフワインメーカー井島正義による3時間ものワイナリーツアー。
予定外で、栽培家池川仁氏、荻原康弘氏も同行してのツアーとなりました。

ツアーの終わりは、甲府市内の夜景を楽しみながらの、テイスティング。

シャトー酒折のワイン造りの想いをお伝えできたのだろうか、皆様が楽しんで頂けたのだろうかととても不安ですが、またこのような機会があれば、皆様と楽しい時間を過ごしたいと思います。

最後となりましたがワインツリーズムを企画、運営していただきました実行委員の方々や多くのボランティアスタッフの方々のご協力には大変感謝し、御礼申し上げます。

ありがとうございました。