- 2010/10/15
奇跡の晴れ! ~2010収穫祭~
10月10日(日)シャトー酒折では、マスカットベリーAの収穫祭を実施いたしました。
4年前に自社畑にベリーAを植樹し、初めての収穫を記念してこの催しを行ったのが昨年。 今年は2回目です。
しかし前日の天気予報でもこの日は雨。
畑での収穫は出来ないかもしれないので、急遽一部の収穫を行い、晴天用と雨天用の2パターンの進行と会場の設営を考えていました。
そして当日の朝…雨が降っています……それでも、空に明るいところがある!と、晴天用のプログラムで準備を開始。栽培家の荻原さんの「晴れる!」という予言があったので強気の決定です!
すると何ということでしょう。雨は止み、開始予定の11時にはピカピカの晴天に!!恐るべし農家の勘!!!
今年も、気持ちの良い秋晴れの、ちょっと強すぎる日差しのもとで、参加者の皆様にベリーAの収穫を体験していただくことが出来ました。2年目の収穫量は昨年よりも増し、雨を予期し、前日に収穫した分と合わせて500kgのベリーAを、ポリタンクで足踏み破砕。タンクから溢れんばかりの葡萄は、初めはなかなかつぶれませんでしたが、二人で約200kgの重量級の営業さんコンビの登場で一気に様子が変わってきました。
その後は、葡萄をワインにしてくれる酵母を添加して、人から酵母へ仕事をバトンタッチ。
ここでやっと、酒折のワインと楽しむ昼食の時間となりました。
昨年に続き、野菜の素材の味がとっても美味しい、見た目もあざやかなお弁当を、フォーハーツカフェさんに用意してもらいました。
ベリーAキュベイケガワや、Kisvin甲州やジュエルズを、その葡萄の栽培家である池川さん、荻原さんのお話を聞きながらいただきました。
続いて昨年就農され、チームキスヴィンの一員として、今年初めての収穫を迎えられた奥田さんの登場。私は先月、奥田さんの甲州の搾汁作業に参加しましたが、搾った果汁の色の美しかったこと!!樽発酵としてリリースされるのが楽しみです。
最後に皆様には、工場内見学ツアーに参加していただきました。製造部スタッフ杉山くん・藤本さん・藤井くんの三人が、各々一団を先導し、仕込みやラベリングの機械などの説明をしてくれました。
直前までお天気に不安がある中、シャトー酒折においで下さった皆様、ご参加いただき、本当にありがとうございました。
収穫祭で新しい発見をされ、少しでもそれがお役に立てば幸いです。
この日に仕込んだベリーAがワインとなるのは2年後。どうぞテイスティングにお立ち寄り下さい!写真:酒折社長・吉澤課長
編集:酒折社長
原文:山品
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