- 2009/06/29
亜硫酸は、必ず悪ではないんです。
こんにちは。
シャトー酒折 石川 です。
すっかり酒折に住み着いている、猫ちゃんは、今後、どーなることやら…。寛いでしまっています。
どなたか、猫ちゃん欲しいわ。と、いう方があれば、是非飼ってあげて下さい。
お願い致します。===================================
話は変わって。
今日は、亜硫酸について話そうかと。
酒折で醸造しているワインは、必要最小限の亜硫酸が添加されています。
亜硫酸は食品衛生法で、ワイン1kg中350mg(350ppm)未満の添加は許されています。
つまり、この量以下なら、人体に影響はないんです。体重50kgの人が、毎日9Lづつ、90日間飲み続けても、慢性毒性の症状は現れないんです。
そして、慢性になる前に、こんなに飲んでたらアルコール中毒やら、肝不全やら、違う病気になるでしょう。それに、この規定値ギリギリまで、添加しているワインは、亜硫酸臭くて飲めないです!!
亜硫酸イッパイのワインは、頭が痛くなってきてしまします…。二日酔いになる要因でもありますし…。
でも、亜硫酸は酸化防止剤にもなりますし、微生物抑制にも役立ってくれます。
長期間の保存には、亜硫酸が多少入っている物の方が適しているかもしてません。
また、酒折では『火入れ』はしていません。
火入れとは、瓶詰めしたワイン(又は、瓶)に熱を加えて、強制的に微生物を抑圧する作業です。酒折では、フルーツに熱を通さないで食べるように、ワインもフルーツから出来ている物だから火入れはしないスタイルです。
なので、酒折のワインには必要最低限の亜硫酸添加をしています。
必要最低限の亜硫酸添加で済んでいるのは、日々のサニテーションの賜物です!!
手が、ボロボロになってもするサニテーション。
汚れを落とし、微生物汚染を抑制!!これをやったからこそ、亜硫酸を少なく出来るんです。やって良かった!サニテーション!!
そして、酒折が亜硫酸を添加するのは、皆さんのお手元に届くまで、届いてからも、安心、安全、味変わらず!!を決めているからです。
亜硫酸は、決して人体に有害なだけではないんです。
ご了承下さい。
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