- 2009/01/16
13の金曜日ではないけれど…。
こんにちは。
今日のブログは、昨日のことを中心にお送りしていきます。昨日。1/15は荻原さんの葡萄園を訪問してきました。
チェーンソーを借りに行ったのですが、ついでに農園を見せていただくことに。
酒折の畑みたいに、一箇所にあるんだと思っていたら、色んな場所に畑を所有されていて、
ビックリしました。そして、道が狭い狭い!!!!
私だったら、絶対車擦ります!!もしくは、道を踏み外して、畑にダイブします!!!
て、感じの道を車で乗り込み、案内して頂きました。葡萄の枝を切って見せて頂きました。
左側は、死んでしまっている枝で、枝の中全体が茶色くなってきています。
右側が健康な枝で、中心を囲むように維管束が緑です。真ん中に、一本通っている茶色い部分。
ここは、澱粉のかたまりで、栄養がタップリ詰まっています。
これが、まん丸な程、健康状態が良いそうです。枝を縦に切ってもらった写真です。
葡萄は、この茶色い部分が節毎に隔壁で仕切られて別れているんです。
他の植物は枝の中を一本筋で通っているそうです。この隔壁があることによって、虫が中に入っても、壁が邪魔をして次の節に進入出来ず、損傷を防ぐことが出来るのです。
要するに、ダムがある川と、ダムがない川の違いって感じでしょうか。
溜まるか、ノンストップか!!!この隔壁は、葡萄が生き残るために進化した証なんだそうです。
この茶色い部分、フワフワしていてスポンジみたいでした。
そして、畑の中に鎮座する噂のお地蔵様と対面!!!!
…お地蔵様って言われていたので、よく見る一般的なお地蔵様を想像していました。
そしたら、違いました!!!
去年、この畑で収穫した甲州が素晴らしいワインに出来上がったので、
荻原さんは、お供え物として、葡萄と、タバコを一本供えていらっしゃいました。てゆーか、この葡萄いつ供えたんでしょう?
全然、レーズンみたいになっていなかったです。
…お地蔵様パワーですかね???そして、これが荻原さんが剪定等をしながら見える景色!!
葡萄畑で異物発見!!!!!!!!
『 The ☆ DAIKONN 』よく見たら、畑の至る所に大根が…。
なんでも、畑を熾している時に、大根の種を土と一緒に混ぜ込んでしまったらしいです。で、取り敢えず、収穫(笑)
卸しにして食べるのがベストだそうです。
車に揺られ次の畑へ。
土地勘のない私は、どこを走っているかもサッパリ…。ここでは、虫に入られてしまった木や、コウモリガの幼虫が入った穴などを見せてもらいました。
木の一部が細くなっていたり、亀裂が入っていたり。
車に乗り込み、山を上がり。
景色が綺麗な畑です!!!でも寒いです!!!
雪が残っていました。
…木にキノコが生えています。
良いんでしょうか…?
この白いのなーんだ!?答えは
『ボンド』!!!!!!…ボンド!?!?!?
なんでも、切りっぱなしにしておくと、水などを吸い上げたときにポタポタ垂れるそうです。
そこで、こーやって、ボンドを切り口に塗って上げると、吸い上げてきた水分が出ないんだそうです。
あとは、乾燥防止。驚きです…。
この木は、半分が、ピオーネ。
もう半分が接木したシラーだそうです。
ピオーネの方がシラーに侵食されているような感じです。…植物って不思議。
最後は、色んな生食葡萄の木があるハウスへ。
ここで、今日一番のサプライズ!!!!!葡萄が生ってる…。
一月ですよ?
頂いたんですが、まるで干し柿。
甘っ!!!!!一月に葡萄狩りを体験(笑)
午前中いっぱい、お相手をして頂き、一番の目的のチェーンソーをお借りしました。
荻原さん、ありがとうございました。
======================================ここからは、今日のお話。
今日は寒かった。
というか、最近寒すぎです。
で、その寒さが作った芸術品(?)
霜柱です。売店さんと、御前さんが撮ってくれました。
凄い綺麗です。水晶みたいになってます。
そして、最後に。
今日キュベイケガワ2007を瓶詰め!!
リリースまで、しばしセラーで眠ってます。待望のキュベイケガワ!!本数1500本とちょっと。
販売まで、しばし待たれよ!!!!
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