• シャトー酒折ワイナリーからお届けするワイン生産者の”ナマ”の声が満載のブログです。

今日の製造現場
  • 2008/11/14
  • この時期に水仕事はキツイです。

  • 寒いです。

    山梨は紅葉が綺麗に色づいてきました。

    相変わらず、酒折の裏手の山では猪が鳴いています。

    駐車場を狸が歩いていました。

    最近、キジを見なくなりました。…キジって越冬するために飛び立つんですか?
    よく分かりませんが、見かけないです。


    最近の製造現場は、ミニチュアボトルの漬け込みをしています。

  • ミニチュアボトルは、オゾン水に漬けて、洗浄をするんです。

    こんな感じで。↓↓↓↓↓↓

    minityua1.jpg

    minityua2.jpg

    minityua3.jpg


    で、漬け込んで約2時間くらいしたら、回収するんです。
    これで洗浄完了です。

    もともと瓶は綺麗なのですが、瓶詰め前には必ずこうしてオゾン水に通してあげます。

    オゾン水は、不安定な存在で、周りの物質を取り込もうとする性質があります。
    なので、これに瓶を入れることによって、瓶に付着している見えない汚れなども吸着してくれるのです。

    しかも、オゾン水は時間が経てば、ただの水に戻ります。

    なので、人体に無害で~す!!!
    あ、オゾン水の状態で飲んでしまったりすると、胃の粘膜などが爛れてしまいますので危険です。
    これは、蒸留水や、ミリQ水も同じです。

    皮膚などに付く分には平気です。製造では皆、オゾン水に手を突っ込みながら作業しています。

    ようは、体内に入らなければ大丈夫です。

    オゾン水かどうか判断するには、匂いです!!
    普通の水は、匂いはしませんよね。オゾン水は、スイカの皮のような匂いがするんです。

    つまり!!匂いがしたらオゾン水!!しなかったら水に戻っている!!!!
    匂いが強いので、誰でも判断出来ちゃいます。

    で、こういう作業を行って、商品になっていくわけです。

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