ワインの基礎知識
- 2007/01/30
5)保存の方法
ワインはある意味で生き物ですから、大事に保管をすることが大切です。
保管をするにも、いくつかのポイントがあります。①開栓前
◎温度
温度の高いところにおいておくとワインが傷むというイメージrと思いますが、それだけでなく急激な温度の変化もワインにとっては大敵です。
できるだけ温度変化のないところを選びます。◎湿度
適度な湿度はコルクをしなやかで弾力のある状態に保ちます。70%から80%の湿度が最適。
冷蔵庫の中は、乾燥しすぎるので、保存という面ではあまり向きません。
今、注目のスキューキャップの場合はこのポイントはあてはまりません。◎光
日光はワインの老化を早める為、直射日光は禁物です。蛍光灯もあまり良くありません。できるだけ薄暗い場所に保管します。専用のセラーがあればよいのですが、こういった場所を家の中で探せば、案外、押入れの中なども良いかもしれませんね。
②開栓後は?
ワインは酸素に触れたときから酸化を始めます。
この為、できれば飲み切ったほうが良いのですが、できない場合はワインができるだけ空気に触れる面積を少なくすることです。
ポンプ式でボトル内の空気を抜いて真空状態に近いものにする道具や、逆にボトルの中に窒素ガスを封入してワインと酸素の触れ合うのを防ぐようなものもあります。
どちらもさほど高いものではありませんが、例えば、ハーフボトルなど小さなボトルに移し変えることなども効果はあります。
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