• シャトー酒折ワイナリーからお届けするワイン生産者の”ナマ”の声が満載のブログです。

ワインの種類
  • 2007/01/29
  • 2)製法による違い

  • ①スティルワイン
    ②スパークリングワイン
    ③酒精強化ワイン
    ④フレーヴァードワイン

  • ①スティルワイン
    ぶどう果汁を発行させて造る、一般的なものです。ブランデーなどの添加をすることもなく、発泡性もありません。世界中には色々なアルコール飲料がありますが、水も使わないのはぶどうから造るワインだけです。


    ②スパークリングワイン
    スパークとははじけること。炭酸ガスを含んで、発泡性を持たせたワインで、発泡性ワインとも言います。スティルワインに酵母やリキュールなどで糖分を加え、瓶内、もしくはタンクの中でもう一度発酵をさせたり、人工的に炭酸ガスを封入したりして造ります。一番有名なのは、フランスのシャンパンです。シャンパーニュ地方という場所で、法律によって厳格に決められた製法で作られたものだけをシャンパンということができます。


    ③酒精強化ワイン
    ワインを造る過程で、ブランデーなどのアルコールを加えることによって、発酵を途中で止めて造るものを酒精強化ワインといいます。アルコールを添加するタイミングによって、甘口から辛口まであります。代表的なものは、ポルトガルのポートワイン、マディラワイン、スペインのシェリー酒などがあります。アルコール度数が高くなることで、寿命の長いワインとなり、マディラワインなどでは『200年もの』などというものも存在します。

    ④フレーヴァードワイン
    ワインに他の植物の芳香成分などを加えて、香味をつけたものです。
    イタリアのヴェルモットは、白ワインをベースにして、薬草、香草類で香味付けをしたものです。

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