ワインの基礎知識
- 2006/08/19
3) テイスティングとは
テイスティングにも色々な意味合いがありますが、一般的に見かけるのは、レストランなどでホストの方のグラスにだけ少しワインをついで、味の確認を行なうこと。どうしよう、なんて困ったことはありませんか?
これが、『ホスト・テイスティング』といわれるもの。
でも難しく考えることはありません。この場合のテイスティングは、そのワインが傷んでいないかどうかをみる為のもの。まず、グラスの中のワインの色を見ます。少しグラスを傾けてはしの部分を見ると色が良く判りま
すが、赤ワインであればとても古いものを除き茶色(茶褐色)になっていないかどうか、白ワインであれば、褐色になっていないかどうかがポイント。
次ににおいを嗅ぎます。この時も変なにおいがしないか(たまねぎの腐ったような)をみます。コルクのにおいが強くついている場合もありますので、こういった店を確認します。
この時に、あまりグラスを強くぐるぐると回さないこと。レストランではあまり格好のいいものではないですよね。こういった点に、少しでも ?? という場合は、お店の人にも飲んでもらいましょう。OKであれば、ソムリエの方に合図をして、他の方にもついでもらいます。
なお、ワイングラスは、注いでもらう場合は、グラスはテーブルに置いたまま。手を添えないのがエチケット。日本酒やビールなどのようにお迎えは無しです。