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エステート シャルドネ
自社圃場で収穫したシャルドネを中心に、
ステンレスタンクで発酵後、15カ月間しっかり樽熟成
酸と樽のバランスが絶妙な1本
抜栓してからの変化だけでなく、今後の瓶熟成にも期待できるワインです。
在庫あり
- 色
- 白
- 品種
- 山梨県産シャルドネ100%
- アルコール度数
- 12.5%
- 容量
- 750ml
- 味わい
- 辛口
- 飲み頃温度
- 10℃~12℃
- テイスティング
コメント 色調は輝きのあるイエロー。トップの香りは僅かに還元臭を感じられ、次第にマンダリンオレンジと樽香、蜜蝋のアロマを感じられます。空気と触れるにつれて、若々しいパイナップル、白い花や洋ナシ、ほのかに白桃などの香りを感じられます。口当たりは少しオイリーな丸みを帯びた印象で、フレッシュな酸味が広がります。調和のとれた穏やかな樽の風味と果実のジューシーな味わいを余韻に感じられます。
- 料理との相性
魚介類を使用した料理にとても合わせやすいです。特にブイヤベースなど魚介のだしを効かせた料理や、クラムチャウダー、グラタンなどのクリームを使用した料理と相性が良いです。またムニエルなどの焼き料理や魚介の天婦羅もおすすめです。
- ヴィンテージ
2021年の4月~5月は天候が比較的安定し、6月の降水量も平年並みでした。7月~8月にはまとまった降雨があり、日照量も例年と比べて少ない年のため病果の発生リスクは高まりました。自社農園は池川氏が独自の防除暦を天候に応じて作成するため、病果の大きな被害はありませんでした。しかし7月の日照不足は葡萄の生育に大きく影響を及ぼしました。さらに8月に入り快晴の日はほとんどなく、12日~22日までは毎日降雨に見舞われました。23日から数日間は晴天の予報で月末から天気が崩れる予報でしたので、24日より収穫を開始しました。非常に収穫のタイミングに頭を悩ませた年となりました。
- 醸造
エステートとアイヴァインズで収穫された葡萄は、8月27日に一緒に除梗破砕を行いスキンコンタクトは行わずに搾汁しました。果汁はフリーラン果汁とプレス果汁に分けず、搾汁率76.5%まで搾汁しました。そして一晩静置してから澱引き、補糖を行った後に13,000ℓのステンレスタンクで発酵させました。なおpH が極端に高くはなかったため、補酸は行っていません。酵母は2020ヴィンテージに使用した、シャルドネ専用の酵母として定評のあるCH9の進化型のCX9を使用しました。(CX9は、CH9の窒素要求量が高い欠点を改良した酵母です。)発酵は15~18℃の温度で行い、15日間で終了しました。そして直ちにフレンチオークの木樽11本に移し替え、15ヵ月熟成しました。MLFはこの樽熟成期間に自然誘発により行っています。そして樽から出した後に1本のタンクにブレンドし、濾過を行った後にボトリングしました。
- 生産本数
- 2,999本
- 収穫日
- 8月24日~8月26日
- 収穫時糖度
- 17.48
- 酵母
- CX9
- 発酵
- ステンレスタンク
- 総酸度
- 6.23
- pH
- 3.68
ヴィンテージ情報
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2020
色調は輝きのあるイエロー。トップの香りは樽由来の蜜蝋の香りとマンダリンオレンジの香り、マンゴーやパッションフルーツなどのトロピカルフルーツの香りを穏やかに感じられます。また、熟成が進むにつれてハチミツ等の香りも出てくると思われます。口に含むと口当たりはオイリー感もありまろやかで、酸味は穏やかです。樽の風味もそれほど強く感じることはなく、熟したトロピカルフルーツのジューシーな味わいがあり、そのまま余韻が続きます。
- 色
- 白
- 品種
- 山梨県産シャルドネ100%
- アルコール度数
- 12%
- 容量
- 750ml
- 味わい
- 辛口
- 飲み頃温度
- 10℃~12℃
- テイスティング
コメント 色調は輝きのあるイエロー。トップの香りは樽由来の蜜蝋の香りとマンダリンオレンジの香り、マンゴーやパッションフルーツなどのトロピカルフルーツの香りを穏やかに感じられます。また、熟成が進むにつれてハチミツ等の香りも出てくると思われます。口に含むと口当たりはオイリー感もありまろやかで、酸味は穏やかです。樽の風味もそれほど強く感じることはなく、熟したトロピカルフルーツのジューシーな味わいがあり、そのまま余韻が続きます。
- 料理との相性
チーズやドライフルーツなどのおつまみや、グラタンなどベシャメルソースやチーズを使用したソースを使った料理によく合います。また、魚介のムニエルなどにも合わせやすいです。
- ヴィンテージ
2020年は歴史に残るほど天候に恵まれない年でした。萌芽から開花の時期は気温も安定し、適度な降水量もあり、良好な状況でしたが、開花、結実から果粒肥大時期にあたる6月、7月は天候不順に見舞われ、降水量は通年の4倍、日照量は通年の3分の1で、以降の葡萄の生育に大きく影響しました。8月に入ると降水量は例年より少なく、アイヴァインズ並びにエステートの畑では池川氏による栽培管理により、病気の発生は少なかったため、8月の生育が順調に進み、糖度も上昇し、収穫量も平年と同等で、ヴィンテージの影響を感じさせない葡萄が収穫できました
- 醸造
エステートとアイヴァインズで収穫された葡萄は8月28日に一緒に除梗破砕を行い、スキンコンタクトは行わずに搾汁しました。果汁はフリーラン果汁とプレス果汁に分けずに、搾汁率75.4%まで搾汁しました。そして一晩静置してから澱引き、補糖を行った後、13000ℓのステンレスタンクで発酵を行いました。尚、pH が極端に高くはなかったので、補酸は行いませんでした。酵母はこれまで使用したことの無い、シャルドネ専用の酵母として定評のあるCH9を使用しました。ただ、CH9は窒素要求量の高い酵母のため、栄養源管理には細心の注意をはらいました。発酵は15~17℃で15日で終了しました。そして、直ちに1000ℓのタンク2本と木樽3本に移し替え、酸化のリスクを軽減しました。そして翌年1月にはステンレスタンクで貯蔵していたワインをすべフレンチオークの旧樽に移し替え、7~10カ月の樽熟成を行いました。尚MLFはこの樽熟成期間に自然誘発により行っています。そして樽から出した後に1本のタンクでブレンドし、濾過を行った後にボトリングを行いました。
- 生産本数
- 2,969本
- 収穫日
- 8月25~27日
- 収穫時糖度
- 19.9
- 酵母
- CH9
- 発酵
- ステンレスタンク
- 総酸度
- 5.9
- pH
- 3.70
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2018
色調は輝きのあるイエロー。トップの香りは樽由来の蜜蝋、ローストされたナッツのような香りと柑橘の香りが穏やかに感じられ、空気に触れると徐々にトロピカルフルーツ、ハチミツの香りが現れます。強い凝縮感はありませんが、口あたりは滑らかで、程よく丸みを帯びた柑橘系の酸味が中心となり、マンゴーのような果実味を感じられます。
そして余韻は酸味とともに、ヘーゼルナッツ、モカの香りが口中に残ります。
- 色
- 白
- 品種
- 山梨県産シャルドネ100%
- アルコール度数
- 12%
- 容量
- 750ml
- 味わい
- 辛口
- 飲み頃温度
- 10℃~12℃
- テイスティング
コメント 色調は輝きのあるイエロー。トップの香りは樽由来の蜜蝋、ローストされたナッツのような香りと柑橘の香りが穏やかに感じられ、空気に触れると徐々にトロピカルフルーツ、ハチミツの香りが現れます。強い凝縮感はありませんが、口あたりは滑らかで、程よく丸みを帯びた柑橘系の酸味が中心となり、マンゴーのような果実味を感じられます。
そして余韻は酸味とともに、ヘーゼルナッツ、モカの香りが口中に残ります。
- 料理との相性
チーズやドライフルーツなどのおつまみや、グラタンなどベシャメルソースやチーズを使用したソースを使った料理によく合います。また、魚介のムニエルなどにも合わせやすいです。
- ヴィンテージ
2018年における気候は通年通して温暖な状況で、萌芽以降の葡萄の生育は早く、収穫も例年より早かったです。8月までは降水量も少なく、病果の発生は抑えられ順調に生育しました。収穫が例年だと9月月上旬に収穫をしていますが、9月に入り台風の襲来の予報も出ており、8月中に収穫。2018年は9月以降の降水量は増加していたため、結果的には最適な時期に収穫が出来ました。
- 醸造
エステートとアイ・ヴァインズで収穫された葡萄は、9月1日に一緒に除梗破砕を行い、スキンコンタクトは行わずに搾汁。果汁はフリーラン果汁とプレス果汁に分けずに、搾汁率75.6%まで搾汁しました。そして二晩静置してから澱引き、補糖を行った後、1000ℓのステンレスタンク2本とフレンチオークの木樽2本に分けて発酵。酵母はステンレスタンクにはICV‐Opale、木樽にはD47を使用。発酵終了後、pHが高めだったため、味に影響を及ぼさない程度の補酸を行い、木樽発酵のものは直ちに満量にして、熟成に入り、タンク発酵のワインは10月に一度、澱引きをして2000ℓタンク1本で翌年4月まで貯蔵した後、すべてフレンチオークの木樽7本(内1本は新樽)に移し替え、約12~14ヵ月間熟成。MLFはこの熟成期間に自然誘発により行いました。そして熟成後に1本のタンクでブレンドし、濾過を行った後にボトリングしました。
- 生産本数
- 2,999本
- 収穫日
- 8月30日~31日
- 収穫時糖度
- 20.72
- 酵母
- D47、ICV Opale
- 発酵
- 樽、ステンレスタンク
- 総酸度
- 6.8
- pH
- 3.63
- 地理的表示
- GI Yamanashi
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2017
色調は輝きのあるイエロー。トップの香りはバター、蜜蝋、ローストされたナッツのような香りで、スワリングして空気に触れると徐々に白い花やトロピカルフルーツ、ハチミツの香りが現れます。口あたりは滑らかで、熟したマンゴのような果実味を感じ、その後柑橘類の酸味と樽由来のローストされた風味を感じられます。余韻は酸味よりも果実の旨味と樽由来のほろ苦さが調和し長く続きます。
- 色
- 白
- 品種
- 山梨県産シャルドネ種100%
- アルコール度数
- 12%
- 容量
- 750ml
- 味わい
- まろやかな辛口
- 飲み頃温度
- 10〜12℃
- テイスティング
コメント 色調は輝きのあるイエロー。トップの香りはバター、蜜蝋、ローストされたナッツのような香りで、スワリングして空気に触れると徐々に白い花やトロピカルフルーツ、ハチミツの香りが現れます。口あたりは滑らかで、熟したマンゴのような果実味を感じ、その後柑橘類の酸味と樽由来のローストされた風味を感じられます。余韻は酸味よりも果実の旨味と樽由来のほろ苦さが調和し長く続きます。
- 料理との相性
バタリーで果実味のしっかりしたワインなので、ベシャメルソースやチーズを使用したクリームソースを使った料理によく合います。また、魚介のムニエルや鳥、豚などの白身の肉を使用した料理との相性も良いです。
- ヴィンテージ
2017年における気候の特徴は例年と比べ6月までの降水量が少なく8月の日照量が不足し、9月に入ると気候が安定し、10月に台風が来るという、例年にない気候変動を実感するヴィンテージでした。6月以前の降水量が少ないこと、そして8月に日照量が不足したことは果実が十分な成熟を迎えることに影響を及ぼしましたが、シャルドネにとっては大きな影響はなく、天気も安定していた中で収穫できたため、糖度も20を超えていました。
- 醸造
エステート(自社畑)とi-vinesで収穫された葡萄は9月6日に一緒に除梗破砕を行い、スキンコンタクトは行わずに搾汁。果汁はフリーラン果汁とプレス果汁に分け、搾汁率75.2%まで搾汁しました。そして一晩静置してから澱引き、補糖を行った後、1000ℓのステンレスタンク2本とフレンチオークの木樽3本に分けて発酵を行った。(木樽の内、1本はプレスランのみの果汁)酵母はステンレスタンクにはVL-1を使用し、木樽にはD47を使用。発酵終了後、10月に一度、澱引きをして1000ℓタンク1本とフレンチオークの旧樽5本に移し替え、2019年4月までの約19ヵ月間熟成。なお、MLFはこの熟成期間に自然誘発により行っています。そしてすべてのワインを1本のタンクでブレンドし、濾過を行った後にボトリングしました。
- 生産本数
- 2,614本
- 収穫日
- 9月4日〜5日
- 収穫時糖度
- 20.88
- 酵母
- D47(樽)、VL-1(ステンレスタンク)
- 発酵
- ステンレスタンク、樽
- 総酸度
- 8.0
- pH
- 3.65
- 地理的表示
- GI Yamanashi
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2016
色調はほんの少し緑がかったイエロー。やや還元的ではあるがスワリングにより柑橘類の香りと蜜蝋の香りが現れ、穏やかにアンズやトロピカルフルーツなどの香りを感じ、グラスに入れてから時間が経過すると樽由来のバニラ香が感じられる。口に含むとフレッシュな酸味をもった果実感があり葡萄の熟度を感じることができます。これまでのシャトー酒折ワイナリーのシャルドネはすべて樽熟成でしたが、2016年は樽の使用は50%であるため、フレッシュ感のなかに樽熟成のニュアンスがほのかに感じられるワイン。
- 色
- 白
- 品種
- 山梨県産シャルドネ種100%
- アルコール度数
- 12.5%
- 容量
- 720ml
- 味わい
- フレッシュさとまろやかさのバランスよい辛口
- 飲み頃温度
- 10~12℃
- テイスティング
コメント 色調はほんの少し緑がかったイエロー。やや還元的ではあるがスワリングにより柑橘類の香りと蜜蝋の香りが現れ、穏やかにアンズやトロピカルフルーツなどの香りを感じ、グラスに入れてから時間が経過すると樽由来のバニラ香が感じられる。口に含むとフレッシュな酸味をもった果実感があり葡萄の熟度を感じることができます。これまでのシャトー酒折ワイナリーのシャルドネはすべて樽熟成でしたが、2016年は樽の使用は50%であるため、フレッシュ感のなかに樽熟成のニュアンスがほのかに感じられるワイン。
- 料理との相性
フレッシュな酸味とジューシーさが特徴なので、魚介類が適している。アサリ、ハマグリの酒蒸し、白身魚の塩焼きなど。また、野菜をオリーブオイルで炒めたシンプルな料理などとも楽しめる。
- ヴィンテージ
2016年は多くの人々の記憶に残るほど8月下旬から9月にかけて大きな台風に見舞われ日本各地に爪痕を残した年でした。
8月までは降水量は少なく、葡萄の生育は順調で、最高のヴィンテージを迎える予感を誰もが感じていたので失望感の強い年となりましたが、シャルドネに関しては台風の影響を受ける前の8月下旬に収穫ができたため、比較的健全な状態の葡萄が収穫できました。
- 醸造
葡萄は除梗破砕を行い、スキンコンタクトは行わずに搾汁。果汁はフリーラン果汁とプレス果汁に分けずに、搾汁率74.5%まで搾汁しました。そして一晩静置してから澱引き、補糖を行った後、1000ℓのステンレスタンク2本とフレンチオークの木樽2本に分けて発酵を行いました。酵母はステンレスタンクにはVL-1とD254を使用し、木樽にはD47を使用。発酵終了後、10月に一度、澱引きをして1000ℓタンク1本と木樽5本に移し替え、2018年1月までの約15ヵ月間熟成。なお、MLFはこの熟成期間に自然誘発により実施。そしてすべてのワインを1本のタンクでブレンドし、濾過を行った後にボトリング。
- 生産本数
- 2,632本
- 収穫日
- 8月24日~26日
- 収穫時糖度
- 20.72
- 酵母
- VL-1、D254(ステンレスタンク)、D47(樽)
- 発酵
- ステンレスタンク、樽
- 総酸度
- 7.6
- pH
- 3.53